facebookの“こちらもオススメ”みたいなところに時々表示される「がらん」の文字がずっと気になっていました。
藍染のワークショップもしているみたい。
藍染、やってみたい。
念願叶って子供と一緒にBasicコースに参加してきました。
「天然灰汁発酵建て」という技法を使うそうなのです。
またの名を「地獄建て」
えー!じごくー!
化学染料や合成藍を使わずに、自然のものだけを使うその技法が難しすぎて「地獄」の名前がついているそうです。
自然素材だから肌にも良く、素手で染色をしても問題ないそうなのですが、2・3日は手が青いままになってしまうとのこと。
藍を発酵させた「すくも」と灰汁で作られた染料で染めます。
発酵の度合いが違う幾つかの染料に順番に漬け込むのですが、発酵度によって染料の色が茶色かったり、黒に近い青だったりします。
染料液の真ん中には、液と同じ色に染まった灰汁がブクブク。
その様子も「地獄」っぽい。
そして、独特の匂い。
我慢できないほどの匂いではありません。
ですが、ウチの子や、他の参加者のお子さんはずーっと匂いが気になっていたようです。
染料液の色と同じ色に染まるのではなく、染料液から出して空気に触れさせて「酸化」させることで綺麗な藍色に変わります。
子供の頃によくやっていた、ツユクサの花をすり潰して作った色水でティッシュを青紫に染めるのとは違いのですね。